猫の肥満の原因と対策

猫の肥満の原因と対策

ぽっちゃりした猫ちゃんは愛嬌たっぷりに見えて可愛らしいですが、肥満によって体調を悪化させることがあります。飼い主さんは猫ちゃんの体重管理に気を配ってあげましょう。

去勢・不妊手術後に太る場合もあります。

ストップ猫の肥満1

猫ちゃんの胃袋はワンちゃんのように大きく膨らんでいないので、沢山食べても太りにくい動物です。
しかし、去勢、不妊手術を行うことで、ホルモンバランスが乱れ太りやすい傾向があります。
また、完全室内飼いの場合だと飼い主さんが餌を与える機会が多い反面、運動量も少ない事から肥満になりやすくなっています。

肥満は危険が沢山!!

ストップ猫の肥満2

肥満になった猫ちゃんは、日々生活していく中で危険がついてきます。

 関節や筋肉の負担が増える

体重が増えると足腰に負担がかかり、関節炎やヘルニアなどを起こしてしまいます。

心臓や呼吸器の負担が増える

皮膚脂肪が増えることで心拍数が上がり、心臓に負担がかかりやすくなります。
また、首周りに脂肪が付きすぎると呼吸困難を起こす事もあるので注意が必要です。

日常生活が困難になる

肥満になると、体内のインシュリンの抵抗性が高まり糖尿病にかかりやすくもなります。
他にも、便秘になりやすくなったり、麻酔が効きにくい体になったりもします。

肥満を防ぐ対策

ストップ猫の肥満3

低カロリーで高タンパクの食事

猫ちゃんは食事のこだわりが強い動物です。市販のキャットフードは高タンパクな物が多いので、猫ちゃんの運動量に応じて低カロリーの餌を選びましょう。

食事の回数と時間の見直し

空腹の時間が長い事や食事の時間が決まっていない場合、猫は食べれる時に大量に食べてしまいます。
食事は時間を決めて1日2回以上は与えないようにしましょう。

適切な運動

室内飼育で刺激の少ない生活をしていると運動量は少なくなっていきます。
釣り竿などのおもちゃをつかった遊びで運動量を増やすこともできます。

まとめ

ストップ猫の肥満4

猫ちゃんが肥満になってしまう原因は、飼い主さんの管理不足です。
色々の病気に繋がるので、飼い主さんは猫ちゃんの食事や運動なども管理をすることが一番大切です。